総評
- 数学はやや難しく、低い得点帯で団子になりがち
- 英語は逆に易しすぎて、高得点帯で団子になりがち
- 理科はほどほどに差がつく出題だが、若干の癖あり。直前期は対策しておくべき
全体的に難易度がブレがちなのですが、辛うじて理科が一番まともに実力差の出る試験と考えられ、理科重視配点や、面接が寛容なのも考慮すると、概ね浪人生有利な大学と言えるでしょう。ただやっぱり試験の難易度が大いにブレているので、現役生でも受験スケジュールに余裕があればとりあえず出願してみるのも悪くはありません。
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入試の基本情報と面接
- 《配点》数学100点、理科200点、英語100点
- 二次試験:小論文+面接。
面接はばらつきあるが15分程度。基本質問のほか、地域医療への意気込みなど。
浪人生や再受験生にも比較的寛容とされる - R2は定員100名、合格者325名
- 学納金 3,400万(6年間)+ α
奨学金枠(A:35名、B:20名)が充実。
奨学金枠であるA方式、B方式と、通常の枠である一般枠が全て同一の試験で選抜されます。
<配点と面接>
配点は私立医学部の標準的な配点で、数学100、理科2科目で200、英語100です。一次試験に合格すると二次試験で、小論文と面接があります。
面接については人によってばらつきがあるようですが概ね15分前後となり、オーソドックスな質問の他、東北の地域医療への意気込みなどを問う質問もなされるようです。浪人生や再受験生にも比較的寛容な大学とされています。
<繰り上げ合格状況>
令和2年度の入試では、一般選抜の定員100名に対して合格者が325名出ています。これ以上の情報に関しては大学公式の発表はありませんが、恐らくこの325名が繰り上げを含む合格者数と予想しています。
<奨学金枠が充実>
ちなみに、学納金は6年間の合計で3400万円になり、これだけ見るとかなりかかるようにも見えます。しかしながら、奨学金枠であるA方式で35名、B方式で20名もとり、この奨学金枠は卒後キャリアと紐づく枠であるため繰り上げ合格もしっかり出します。
A方式では大学から直接3000万の貸与、B方式でも県の奨学金と含め相当な額の貸与があり、これらの貸与を学費に割り当てるとかなり安い金額で進学できることになります。難易度も奨学金枠の方が若干難しめとなるようです。
数学の分析
<目標得点ライン>
満点100/H75/M60/L55/L-50/
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン L-:繰り上げ合格者最低点予想ライン)
- 試験時間70分、大問3問構成。難易度は標準~難しい
- 頻出分野は数Ⅲ微積、場合の数。
- 対策:かなり難しく低い点数で団子状態か。得点稼ぐなら上位医学部に準ずる対策必要。網羅系問題集でのインプット学習は早期に済ませ、『やさしい理系数学』『ハイレベル理系数学』『理系数学入試の核心(難関大編)』など頻出分野に焦点を当てたトレーニングを。
大問 | 分野 | 難易度評価 |
1 | 数2微積 | C*** |
2 | 数3微積 | C*** |
3 | 確率 | D*** |
<試験問題の概要>
制限時間は70分の試験で、大問は3問構成です。全体的な難易度は標準~難しいレベルです
令和2年度では大問1の数2微積は(1)こそ易しいものの(2)は難問でしたので総合すると難易度評価C、大問2の数3微積は(1)こそ標準的でしたが、(2)(3)では計算が非常に煩雑となっており難易度評価C、大問3の確率も(1)だけは易しいですが、(2)(3)は非常に複雑で難易度評価Dとしています。どの大問も(1)だけ易しいですが、大問の後半の設問になるにつれて難易度が高くなっています。
<頻出分野>
頻出分野は数3微積と場合の数で、他の分野はまんべんなく出題されているようです。
<東北医科薬科大数学の対策>
かなり難しいので殆どの受験生が低い点数で団子になっている可能性が高く、逆に特別な対策を行わないまま受験してそのまま合格するという受験生も正直多そうです。しかしながら、きちんと稼ぎに行くなら上位の医学部に準ずる対策が必要です。
網羅系問題集でのインプット学習は早めに済ませてしまい、やさしい理系数学は勿論、更に上のレベル帯の問題集であるハイレベル理系数学や理系数学入試の核心(難関大編)などの最難関の問題集でのアウトプット演習までやりこみたいところです。ただし全範囲をやってしまうと科目のバランスを欠いた学習になってしまうため、数3微積などの頻出分野に焦点を当ててトレーニングをすると良いでしょう。
英語の分析
<目標得点ライン>
満点100/H90/M85/L80/L-75/
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン L-:繰り上げ合格者最低点予想ライン)
- 試験時間70分、大問5問
- 1読解/約1000語/B
2 読解/約1000語/A
3 文法(語彙)/-/B
4文法(語彙)/-/B
5 並び替え/-/B - 長文長いが易しい。得意なら少し余る程度か。
- 対策:長文対策は他大学の対策で間に合う。文法セクション対策として、語彙・イディオムの勉強細々とでも継続する。
大問 | 種別 | ワード数 | 難易度評価 |
1 | 読解 | 約1000 | B |
2 | 読解 | 約1000 | A |
3 | 文法(語彙) | B | |
4 | 文法(語彙) | B | |
5 | 並び替え | B |
<試験問題の概要>
70分の試験で、大問は5問です。長文問題2問に文法問題3問の構成です。
大問1及び大問2は長文問題で、ワード数こそ長いものの、語彙レベルは共通テストレベルでやや易しく、内容も難しくなく取り組みやすい文章になっています。設問は全て選択式で、空所補充、同義語の選択、内容一致、などあれこれありますが、選択肢になんのやらしい要素もなく、さくさく回答していけるでしょう。
大問3、大問4は文法問題で、大問3は空所補充、大問4は同義語選択の形式を取っていますが、いずれも文法事項というよりは語彙の意味の理解を問う問題ばかりで、文法問題集というよりは単語帳をきちんとやっているかどうかを試す設問となっています。
最後の大問5は並び替え問題で、イディオムの知識を若干問われますが、そのハードルさえ超えればそれほど難しい問題ではありません。時間については、長文が長いですがいずれも易しいため、得意な受験生なら少し余る程度、苦手な受験生でもギリギリ間に合うくらいの水準でしょう。
<東北医科薬科大数学の対策>
長文対策は他の大学の対策で十分間に合うレベルです。落とすとするなら後半の文法セクションですが、これも文法事項というよりは語彙とイディオムの補強が大事になっていくので、入試直前期まで細々とでもいいので単語や熟語の暗記を続けているとしょうもない失点が少なく済むかもしれません。
化学の分析
<目標得点ライン>
満点100/H90/M75/L65/L-60/
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン L-:繰り上げ合格者最低点予想ライン )
- 試験時間120分(2科目)、大問4問
- 例年、理論2問+有機1問+高分子1問。(令和4年度は高分子出題なしの予告)
- 全体で標準~やや難レベル。知識問題くせ者。
- 時間はかなりタイト。得意なら完走できるか。
- 対策:『重要問題集』はB問題までトレーニング。
『新演習』の難しい問題までやるほどではない。知識問題のフォローの方がよいか。
大問 | 分野 | 分量 | A | B | C | D |
1 | 理論 | 標準 | 35% | 50% | 15% | |
2 | 理論 | 標準 | 30% | 40% | 30% | |
3 | 有機 | 標準 | 50% | 50% | ||
4 | 有機 | 標準 | 60% | 40% |
<試験問題の概要>
全体的な難易度は標準~やや難レベルで、計算問題に関しては概ねオーソドックスなのですが、知識問題がくせ者です。化学者の名前を問う問題であったり、触媒の非常に細かい知識を問う問題だったり明らかに大学一般教養レベルの知識を問う問題であったり、変な問題が多いですが傾向もある程度はっきりしています。
令和2年度では、1番の理論の問題はおおむね標準的ですが化学者の名前など変なところを突いてくる知識問題があります。
大問2は計算問題こそ基本的なものが多いですが、これもまた知識問題で触媒の細かい知識を問うてきたりと何か歯がゆい感じのする問題です。
大問3は基本レベル、標準レベルの問題が並び点を落とさないようにしたいところです。
大問4は有機と高分子の問題が半々といった構成ですが、やや難しいテーマが含まれており得意な受験生なら差をつけられた問題と言えるでしょう。
<出題分野の傾向>
大問4問構成で、令和2年度では大問1~3が理論、大問4は有機となっていました。例年、理論2問、有機1問、高分子1問のセットですが、令和2年度については理論3問であり、有機に関しても理論色の強い問題で中々に偏った出題でした。
<時間配分に関して>
理科2科目で120分なので、化学には60分割けることになります。
時間に関してはかなりタイトですが得意な受験生なら完走できるか、といったレベルです。
<東北医科薬科大化学の対策>
重要問題集はB問題も含めてトレーニングをしておきたいところです。ただし新演習の難しい問題までやるべきかと言われるとそれほどではありません。新演習をやるくらいなら、変な知識問題のフォローする方がまだ良いでしょう。化学者の名前や触媒などに関しては試験直前期には確認してみると良いかもしれません。
物理の対策
<目標得点ライン>
満点100/H85/M75/L65/L-60/
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン L-:繰り上げ合格者最低点予想ライン )
- 試験時間120分(2科目)、大問3問。
- 力学&電磁気は固定。残りは波動or熱。
- 全体的な時間はちょうどいいくらい。難問飛ばして化学に時間を割いた方がよい。
- 対策:『重要問題集』のA問題レベル、『名門の森』の★レベルをしっかり周回する。問題の背景等を理解しながら進めること。
大問 | 種別 | 分量 | A | B | C |
1 | 力学 | 標準 | 40% | 40% | 20% |
2 | 電磁気 | 標準 | 80% | 20% | |
3 | 熱 | やや多い | 20% | 30% | 50% |
<試験問題の概要>
令和2年度では、第1問の力学は最後の設問以外は平易な問題でしたので点を落とさないようにしたいところです。
第2問は電磁気の問題で、標準的な難易度ですが差のつきやすいテーマであるため、演習量次第で差のついた大問と言えるでしょう。
第3問は熱で、後半の設問がけっこう難しく、解けなかった受験生も多かったかもしれません。
<出題分野の傾向>
大問3問構成で、力学と電磁気は固定、残る1問が波動か熱となっています。今のところ、原子の出題はないようです。
<時間配分に関して>
理科2科目で120分なので、物理には60分の時間は割けます。
全体的な時間はちょうどいいくらいですが、難しい問題は難しいので、そういう問題に時間を割くなら化学に時間を割く方が良いでしょう。
<東北医科薬科大物理の対策>
重要問題集のA問題レベル、名問の森の★レベルで構いませんが、しっかりと周回して、問題の背景などを理解しながら進めてください。
生物の対策
<目標得点ライン>
満点100/H85/M70/L60/L-55/
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン L-:繰り上げ合格者最低点予想ライン )
- 試験時間120分(2科目)、大問3問
- 出題分野に大きな偏り。分子生物が毎年出題。次点で神経、遺伝、発生、体内環境、代謝
- 基礎的な問題から、大学院入試レベルの難問まで様々。
- 院試レベルの難問飛ばせばちょっと時間余る
- 対策:標準的な問題集でのトレーニング。分子生物、遺伝のみ追加の対策を。
大問 | 分野 | 分量 | A | B | C | D |
1(1) | 分子生物 | 標準 | 20% | 40% | 40% | |
1(2) | 酵素 | 少ない | 70% | 30% | ||
1(3) | 分子生物 | やや多 | 65% | 35% | ||
1(4) | 分子生物 | 標準 | 65% | 35% | ||
2 | 神経 | やや少 | 45% | 55% | ||
3 | 遺伝 | 標準 | 80% | 20% |
<試験問題の概要>
理科2科目で120分なので、生物には60分程度の時間は割けます。大問3問構成ですが、令和2年度に関しては大問1の問1~問4がそれぞれ別のテーマを扱った連問となっており、事実上大問6問構成となっています。
大問1の問1は分子生物の問題で、後半の問題は実質数学の問題でしたがそれ以外はよくある問題でした。問2に関しては、概ね基本的な問題で全て正答したいところです。問3はまた分子生物の問題で、難易度がめちゃくちゃ難しいわけではないのですが処理が煩雑なので解答に時間がかかるパターンです。時間が足りなくて飛ばしてしまった受験生も多かったかもしれません。
問4も分子生物の問題ですが、これは医学部の大学院入試に出題しても良いレベルで、高校生に解かせるレベルではありません。リード文をある程度読めばそこそこ行けるかもしれませんが、リード文の設定を理解するのにも結構な時間がかかりますので、飛ばす方が賢いレベルの考察問題です。他の年度でも、院試レベルの明らかな捨て問が出題されていることが多いようです。
大問2は神経に関する問題で基礎から標準レベルの問題、大問3は遺伝に関する問題ですがこれもまた基礎から標準レベルの問題が並んでおりました。時間については、この年度でいう大問1の問4のような院試レベルの考察問題を飛ばせばちょっと余るくらいでしょう。
<難問があっても、テンポよく進める>
易しい問題が後ろのほうにあることも往々にしてあるので、なんか重そうだなと思ったらとりあえず飛ばして、最後まで完走してから解けそうな設問に取り組むようにしてください。
<試験問題の概要>
大問構成に関しては年度によってかなりブレているようです。東北医科薬科大生物は分野の偏りが大いにあります。分子生物が毎年出題されており、次点で神経・遺伝・発生・体内環境・代謝が良く出題されています。生態や植物生理などの分野は出題されず、進化と系統に関しても集団遺伝以外では出題がありません。
<東北医科薬科大生物の対策>
結局トータルとしては易しい問題が大半ので、基礎問題精講などの標準的な問題集でのトレーニングが必須でしょう。
それに加えて、ほぼ毎年出題されている分子生物の考察問題対策のために、分子生物の分野に絞って標準問題精講を追加し、更には遺伝の対策まで行えばほぼバッチリと言えるでしょう。捨て問レベルの高難易度の考察問題の対策は正直不要です。他の科目に時間を割く方が生産的と言えます。
東北医科薬科大のその他の入試情報
- 《A方式》
- 6年間で3,000万円を貸与する奨学金制度
- 宮城県:30名枠前期研修修了後、10年間は宮城県内の病院で勤務する必要
- 宮城県以外:各都道府県1名の計5名枠貸与金額は同じ。返還免除条件は県によるが前期研修修了後、8~10年、その県の病院で勤務する必要あり
- 《B方式》
- 6年間で1,500万円を貸与する奨学金制度+各県独自の奨学金
- A方式との違いは卒後の拘束期間
大学からの奨学金:卒後6年間の縛り
県からの奨学金あり:卒後9年間の縛り - 県の制度については多数あり。詳細は大学HP、県のHPをチェックしてください。
<A方式は宮城県枠が大半>
東北医科薬科大の奨学金枠であるA方式とB方式について簡単に説明します。A方式は東北医科薬科大が3000万円の資金を貸し出すものです。宮城県枠では30名とたくさんの人数を確保しますが、前期研修修了後10年間は宮城県の病院で勤務する必要があります。
基本的に卒後12年、ということになるんでしょうかね。宮城県以外の枠は各県で1名ずつで計5名で、貸し出す金額は3000万円で宮城県の枠と変わりません。返還免除条件は県によって違いますが前期研修修了後8~10年の間、その県の病院に勤務する必要があります。
<B方式の奨学金>
B方式に関しては、大学からの奨学金が1500万円と半額となっていますが、各県独自の奨学金を追加して補填する形式となっています。
A方式との大きな違いは卒後の拘束期間で、大学からの奨学金が卒後6年の縛りで、県からの奨学金が原則として卒後9年の縛りですので、事実上9年の縛りと言えます。
県の制度に関しては沢山あるので詳細は大学HPや県のHPをご覧ください。推薦入試枠やAO入試枠など、その他の枠はありません。
東北地方の地域医療
- 日本における医師分布は「西高東低」。東日本はどこも医師不足傾向
- 宮城県も医師不足。仙台に一極集中し、離れた地域では非常に医師不足状態。
- 東日本大震災の影響が残る石巻、気仙沼、仙南地方は未だ地域医療体制の再建に課題福島県相馬、双葉地方、岩手県の三陸地方も同じく。
- 秋田県も医師少ないが人口減少により、人口当たり医師数はそれほど少なくない。しかし地域偏在問題が深刻。
- 青森県も大学病院に残る医師がほとんどなく、かなり深刻な状況。ただし大きな市中病院が分散しているため、地域偏在の問題はまだマシか。
- 東北で比較的充実しているのは山形県。地域偏在の問題が若干ある程度。
<日本の医師の分布は「西高東低」>
日本における医師の分布は「西高東低」とも呼ばれ、西日本には人口当たりに換算しても比較的多くの医師がいますが、東日本は東京以外はどこを取っても医師不足傾向にあります。その中でも東北地方は慢性的に不足気味です。
<宮城県の地域医療>
東北医科薬科大のある宮城県も当然医師不足で、しかも東北大学病院・東北医科薬科大学病院のある仙台に医師が一極集中しますから、仙台から離れた地方では非常に医師が不足しています。東日本大震災の影響が大きい石巻、気仙沼、仙南地方と呼ばれる地域では未だ地域医療体制の再建にあたって多くの課題があります。
<福島、岩手でも震災の影響は未だ残る。>
同じく福島県の相馬(そうま)・双葉(ふたば)地方なども原発事故の影響を大きく受けている地域で、医療資源は不足しています。岩手県の三陸地域も震災による影響が根深い地域です。
<秋田県は過疎進み、地域偏在も強い>
秋田県は医師も少ないですが人口の減少具合もかなりシビアですので、人口当たりの医師数となるとそれほど少なくはありません。しかしながら医師の地域偏在の問題が深刻であり、大学が秋田市以外の病院に十分に医師を派遣できておらず、極めて深刻な医師不足に陥っている地域が多数あります。
<青森県は大学病院が深刻な状況>
青森県も深刻です。特に大学病院に残る医師がほとんどおらず、令和2年度の前期研修医マッチングでは定員45名に対して3名しかマッチしないという厳しい状況にあります。しかしながら大きな市中病院が分散しているため、地域偏在の問題はまだましな県です。
<山形だけは比較的安定している>
東北の中でも比較的人口当たりの医師数が充実しているのは山形です。ここだけは地域偏在の問題が若干あるくらいで他の県に比べると大きな問題があるわけではありません。
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