<傾向と対策>東京大学(理1・理2・理3) 東大固有対策多数。まずは東大を目指す度胸から。

総評

  • どの科目も実力差がはっきり出る問題だが、特に理科は極端な高得点も可能
  • どの科目も東大特有の対策が多く、志望校を変えると東大対策の多くが無駄になってしまうため、東大志望と決めたら1年は腰を据えて東大対策に勤しむこと
東大志望と決めたら1年は腰を据えて東大対策に勤しみましょう。

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入試の基本情報と面接

  • 二次比率はいずれも80%
  • 面接は理三のみ。15分で一般的な内容。
  • 公民は1科目受験不可。「倫理・政治経済」のみ使用可能
  • 大学別模試が存在。東大入試実践模試(駿台)、東大入試オープン(河合塾)、東大入試プレ(代ゼミ)、東大本番レベル模試(東進)など。
  • 受験しないと検討材料揃わないため、東大志望者は必ず受験すること
  国語 社会 数学 理科 英語 面接 合計
共通 24.4 12.2 24.4 24.4 24.4 110
二次 80 120 120 120 440

東大理系入試では学部別の入試を行っておらず、理科1類、理科2類、理科3類の3つのカテゴリーに分けて選抜をします。ざっくり、理科1類では数学・物理・地学系、主に理学部や工学部が多く、理科2類では化学・生物系で、農学部や薬学部がイメージしやすいですが工学部や理学部の関連分野も該当します。理科3類が医学部医学科です。

理1、理2、理3共に、二次比率は80%で、二次型といえます。

面接については理3のみ課され、15分の面接で、概ね一般的なことがきかれるようです。基本的には寛容なスタイルかと考えられます。公民は1科目受験不可で、すなわち、「倫理・政経」2科目まとまった科目オンリーです。また、東大には大学別模試、すなわち東大実践模試と東大オープン模試があります。その他代ゼミから東大プレ、東進から東大本番レベル模試もあります。何はともあれ東大模試を受けないと東大への出願を検討する材料が揃いませんから、必ず受験するようにしてください。

数学の分析<150分・6問>

<目標得点ライン>
満点120/H95/M90/L85(理三)、H95/M65/L55(理一、理二)
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン)

  • 大問6問構成、試験時間150分
  • 難易度はやや難〜難しい。典型問題は殆どなく、取っ掛かりが難しい問題
  • ボリュームはやや多め。後半は無理に手を付ける必要なし
  • 他分野融合問題が目立つ。数3微積・整数・複素数を中心とした問題、軌跡と領域や空間図形を絡めた問題も
  • 対策:標準問題のインプットは最小限。その後「標準問題精講」などの演習本。理三以上は上位旧帝大レベルの演習本まで。普段から論理矛盾の無い解答、適切な数式表現を心がける必要あり。添削指導尚よし。

<試験問題の概要>
大問6問構成で、制限時間は150分の試験です。全体的な難易度はやや難~難しいレベルです。典型問題は殆どなく、いずれも骨のある斬新な設定の問題で構成されています。全体的に典型問題は少なく、定石がそのまま通用する問題が殆どありません。また、初めの取っ掛かりが難しい問題が多いことも東大数学の特徴でしょう。いずれも斬新な問題設定ですが、高校範囲を明らかに逸脱していたり、繁雑な計算を要求することも少なく、高度な思考力を備えていれば標準問題の解法の応用で解くことのできる良問と言えます。おおむね、大問1や大問2、大問3までは比較的まだ取り組みやすいですが、大問4以降はかなり難しい問題が続いています。
制限時間150分に対して、ボリュームはやや多めです。もともと全部通しで解く問題セットではないため、後半の大問は無理に手を付ける必要はありません。

<頻出分野>
出題分野については多分野融合問題が目立ち、数3微積・整数・複素数を中心とした問題が特に多くなっています。その他、軌跡と領域や空間図形などを絡めた問題も出題頻度が高めです。

<東京大数学の対策・インプット編> 
東大数学の対策としては、高度な思考力・論証力を要する難問が多く、標準問題の出題が少ないので、標準問題のインプットは最小限に済ませたいところです。一対一対応の演習などコンパクトな網羅系をなるべく早いうちに1周しておきましょう。その後、「やさしい理系数学」、「標準問題精講」などの演習本を挟みます。理1・理2合格であればこの辺りまでの演習でも十分な点数が期待できます。理3以上、または理1・2でも数学で稼ぎたい受験生に関しては、「ハイレベル理系数学」や「上級問題精講」などの上位旧帝大レベルの演習本まで仕上げたいところです。

<東京大数学の対策・アウトプット編>
高度な論証力・記述力を要求する問題が多いため、普段の学習から論理的に矛盾の無い記述解答、適切な数式表現を心がける必要があります。添削指導などを定期的に受けるとより良いかと思います。

英語の分析<120分・5問>

<目標得点ライン>
満点120/H95/M85/L80(理三)、H95/M75/L65(理一、理二)
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン)

  • 試験時間120分、大問5問
  • 大問1(A) 日本語要約:訓練必要
  • 大問1(B) 文挿入:ダミー結構あり
  • 大問2   英作文:自由英作文+和文英訳
  • 大問3   リスニング:事前に選択肢確認
  • 大問4(A) 誤文訂正:文法だが精読力で差
  • 大問4(B) 英文和訳:やや難、精読力で差
  • 大問5   小説:語彙標準、内容やや難
  • 対策:1-速読+解釈・精読系の読解演習が必要。2-自由英作文と和文英訳、両方の対策が必要。3-英語で稼ぎたいならリスニング対策も強化 

<試験問題の概要>
120分の試験で、大問は5問ですが、各大問で複数のパートに分かれており、問題のバリエーションは多めです。

<大問1(A)>
日本語要約の問題で、英文レベルは標準的ですが要約の練習は普段からしていないとかなり低い点数になるかもしれません。

<大問1(B)>
現在は文挿入問題となっています。ダミー選択肢がけっこうありますが、英文そのものが標準的なのもあり、そこまで苦労する問題ではありません。

<大問2>
自由英作文1題と和文英訳1題です。自由英作文のワード数は60~80ワードと大したことはありませんが、形式についてはかなりコロコロ変わっているので、色々なバリエーションの自由英作文のトレーニングが必要です。和文英訳については易しすぎず難しすぎずのほどほどの難易度です。これもまた和文英訳のトレーニングは必要です。

<大問3>
リスニングは配点も30点とやや多めだろうと予想されており、全て選択式であるため英語で稼いでいきたい受験生は重点的に対策する必要があります。かなり長いスクリプトですがスクリプトそのものの難易度はほどほどです。一部の設問には、「NOT mentioned」、すなわちスクリプトでは言及されていない内容を選ぶ問題が含まれているため、これがややくせ者です。また東大リスニングではリスニング開始前に選択肢を見ることが出来るので、どこかで時間を取って選択肢をきちんと読んでおきましょう。

<大問4(A)>
誤文訂正の文法問題ですが、どちらかというと文法問題集をやりこむというよりは、精読の問題をきちんと丁寧にこなしているかどうかで差がつく問題です。

<大問4(B)>
英文和訳の問題で、長文そのものの難易度がやや難でこれもまた精読力で差がつく内容です。

<大問5>
小説の問題ですが、これもまた英文のレベルは高めで、語彙的は標準レベルですが内容的にはやや難です。設問は様々な形式がありますがいずれも粒ぞろいで、丁寧に読まないと正答までいきつきません。

<東京大英語の対策>
時間のタイトな試験ではあるものの英文レベルは決して易しくはないので、速読系のみならず解釈や精読系の読解演習も必要になってくること、英作文対策も自由英作と和文英訳の両方が必要であること、また英語で稼ぎたい受験生はリスニングもかなりのエネルギーを注いで対策する必要があること、この3点になります。

化学の分析<75分・3問>

<目標得点ライン>
満点60/H50/M45/Lx42(理三)、H50/M38/L35(理一、理二)
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン)

  • 試験時間150分(2科目)。大問3問構成だが事実上6問構成。
    理論3問、無機1問、有機1問、高分子1問
  • 難易度は標準〜やや難。半分くらいは標準レベル。目新しい題材に対し思考力を問うやや難レベルの設問も多いが、基礎的事項を深く理解していれば解ける
  • 対策:「重要問題集」等の標準問題集の周回で半分くらいは得点可能か。難しめ問題集も良いが、各テーマや関連分野を調べて、深く理解することも重要。過去問演習にも早めに取り組むように

<概要と出題分野の傾向>
理科2科目で150分なので、化学には75分割けることになります。大問3問構成ですが、令和2年度ではそれぞれの大問がパートIとパートIIに分かれており、テーマがそれぞれ異なるため事実上大問6問構成です。理論が3問、無機メインの問題が1問、有機が1問、高分子が1問の構成になっています。年度によっては大問1問が2パートに分かれていない年度もあります。高分子が時々出題されないこともありますが、他の分野はおおむね満遍なく出題されているようです。

<難易度>
難易度は標準からやや難で、意外と半分くらいの設問が標準レベルですが、目新しい題材に対して思考力を問うタイプのやや難レベルの設問も多く存在します。ただこのやや難レベルの問題もあまり煩雑な計算や処理を必要とすることは少なく、化学の基礎的事項を深く理解していれば作題者の意図が案外アッサリ理解でき、さくさく進めることが出来ます。

<東京大化学の対策>
重要問題集などの標準的な問題集を丁寧に周回するだけでも半分くらいの点数は確保できます。化学の新演習や標準問題精講など難しめの問題集も有効ですが、ある程度しっかり時間を取って、それぞれの問題のテーマにやその関連分野について色々調べながらゆっくり進めてください。化学の思考力系の問題は東大以外の入試にはあまり多く収録されていないので、過去問演習にもなるべく早めに入ることを薦めます。

物理の対策<75分・3問>

<目標得点ライン>
満点60/H50/M45/L42(理三)、H50/M38/L35(理一、理二)
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン)

  • 試験時間150分(2科目)、3問構成。力学、電磁波、熱or波動or原子
  • 難易度はやや難〜難しい。教科書レベルの基礎事項が背景も、深い理解が無いと難しい問題。R2では目新しい設定の問題も目立つ
  • 対策:「重要問題集」等の標準問題集に加え、難問系問題集も有効。その背景にある原理、原則を確認し、別解も検討するなど、1問ずつしっかりと時間を取って進めること。電磁気を筆頭に過去問の類題出題あり。過去問演習にも早めに取り組むこと。

<概要と出題分野の傾向>
理科2科目で150分なので、物理には75分割けます。大問3問構成で、1問は力学、1問は電磁気、もう1問は熱か波動か原子、の構成になっています。

<難易度>
難易度はやや難~難しいレベルです。化学と同様、教科書レベルの基礎的事項が背景にありますが、この基礎的事項を深く理解していないとなかなか解答が難しくなっています。令和2年度では、複雑な問題、目新しい設定の問題も目立ちます。

<東京大物理の対策>
重要問題集レベルの標準的な問題に加え、標準問題精講や難系統問題とその解き方などの難問系の問題集も有効ですが、難問に取り組む際には、その背景にある原理・原則をその度に再検討し、別解があるかどうか検討してみるなど、1問1問しっかり時間を取ってゆっくり進めるようにしてください。電磁気の分野を筆頭に、意外と過去問の類題が出ていたりもするので、過去問対策にも早めに取り組み、問題の背景をしっかり理解しながら解く習慣をつけてください。

生物の対策<75分・3問> 

<目標得点ライン>
満点60/H50/M45/L42(理三)、H50/M38/L35(理一、理二)
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン) 

  • 試験時間150分(2科目)、大問3問。分野偏りなし。融合問題が多い
  • 難易度はやや難レベル。考察問題のオンパレードだが基礎的事項をきちんと理解していれば解答可能。マニアック知識問題なし。論述問題もポイント明確。物理並みの高得点も狙える問題。
  • 対策:基礎固めはしっかり行うものの、早めに考察問題対策に入りたいところ。「標準問題精講」に加え、「思考力問題精講」もおすすめ。典型問題ばかりでは伸び悩む。遺伝対策は余裕があればやっておくとよい。

<概要と出題分野の傾向>
理科2科目で150分なので、生物には75分程度割けます。大問3問構成ですが、分野の偏りはあまりなく、一つの大問が融合問題になっていることが多いです。

<難易度>
難易度は概ねやや難レベルです。考察問題のオンパレードですが極端に難しい問題は少なく、生物の基礎的事項をきちんと理解していれば作題者の意図をすぐにくみ取って解答することが可能です。マニアックな知識問題もほぼ皆無で、論述問題も解答に必要な要素が分かりやすく、生物の試験でありながら物理並みの高得点も狙っていきやすい問題になっています。

<東京大生物の対策>
基礎固めはしっかり行っておきたいものの、基礎問題精講など典型問題の周回はほどほどにして、早めに考察問題対策に入っていきたいところです。考察対策としては、「標準問題精講」に加えて、多分野融合問題も多く収録されている「思考力問題精講」もお勧めです。考察問題に慣れていればそこまで怖い問題ではありませんが、ぱっと見はほぼ初見のテーマになりますので、典型問題ばかり解いていても点数は伸び悩むでしょう。遺伝対策については、京大のような煩雑すぎる遺伝問題はあまり出題されていないので必須ではありませんが、余裕があればやってみても良いでしょう。

国語の対策<100分・3問>

<目標得点ライン>
満点80/H55/M50/L45(理三)、H55/M45/L40(理一、理二)
(H:極めてその科目が得意な人のライン M:合格者平均予想ライン L:合格者最低点予想ライン)

  • 試験時間150分(2科目)、大問3問構成。大問1 現代文、大問2 古文、大問3 漢文だが、現代文に半分の配点があると予想。
  • 現代文:難易度 標準〜やや難。設問の意図ははっきり。部分点取りやすいか。漢字出題もちょっとあり。
  • 古文/漢文:文章そのものの難易度は共通テストと変わらず、ただし採点が厳しめか。減点されないように慎重に答案作成すること
  • 時間余る受験生多いか。見直しの時間を確保し、減点ないように注意
  • 対策:優先順位は下がるが、意外と「やれば伸びる科目」。他の科目の伸びしろが無くなってきたら、国語対策も悪くない

<概要と出題分野の傾向>
制限時間は100分、大問3問構成です。大問1は現代文、大問2は古文、大問3は漢文ですが、現代文に半分の配点があり、古文と漢文でそれぞれ4分の1の配点があると予想されています。

<難易度>
現代文の難易度は標準~やや難レベルで、全体的に設問の意図がはっきりしているので、ある程度の部分点は狙っていきやすいように思います。ちなみに漢字の問題もちょろっと出てます。

古文・漢文も文章そのものは共通テストやセンター試験の平均的な難易度とそう変わらず、設問も現代語訳や内容説明問題が主ですが、それほど難しい難易度ではありません。ただ採点はやや厳しめと言われているので細かい部分にも気を配りながら慎重に答案を作ってください。
時間が余る受験生が多いと思われますので、見直し時間をしっかりとって、減点されるかもしれない箇所は見つけ次第修正していきましょう。

<東京大国語の対策>
優先順位はどうしても低くなりがちですが、意外とやれば伸びる科目です。他の科目の伸びしろが無くなってきたら国語対策も悪くありません。

東大の「進振り制度」と理1・理2の卒後キャリア

  • 学部ごとに分かれるのは大学3年以降
    「進振り制度」
    希望の学部学科を志願。大学1,2年時の成績に基づいて決定されていく
  • 数学、物理系学部 ←理科一類から、が多い
    生物系学部 ←理科二類から、が多い
  • 理科二類から医学部へ行く学生も
  • 卒後はどの学部でも大学院の修士課程に進学、修士課程修了後に就職する人が大半
  • 就職先はメーカーが多い
    工学部:自動車、電気機械、鉄鋼、エネルギー、化学、建築、IT、など
    農学部:食品、化学、など
    薬学部:医薬品、など
  • 医師とメーカー技術職をざっくり比べると、メーカー技術職の方が、「ゆったりした勤務」、「給与は控えめ」、「昇給スピードはゆるやか」
  • メーカー技術職には大きく3種類。1・研究職、2・開発職、3・生産職

東大は入学時には東大理1・理2・理3の枠で入学しますが、実際に学部や学科が決まるのは3年生以降になります。3年生に進学する前に進振り制度なるシステムで志願する学部学科を決定しますが、大学1年・2年の成績が良くないと人気の学科には進学できません。基本的には、数学・物理系の学科は理科1類から、生物系の学科は理科2類からの方が進学しやすいですが、大学での成績が良ければ毛色の違う学科へ進学することも十分可能です。ちなみに理科2類から医学部医学科へ行く学生もそこそこいたりします。詳細は東大生のYoutuberも多いと思いますのでそちらのほうご覧ください。

さて、医学部以外の理系学部としては、工学部・理学部・農学部・薬学部・教養学部がありますが、概ねどの学部でも大学院の修士課程に進学し、修士課程修了後、就職する方が大半です。理学部の場合は若干博士課程進学も多いかもしれません。工学部・農学部・薬学部は様々な学科が存在するため修士課程修了後の就職先には様々ありますが、基本的にはメーカー就職になります。工学部からは自動車・電機機械・鉄鋼・エネルギー・化学・建築・ITなど、農学部からは食品・化学など、薬学部からは医薬品業界への就職が主流でしょう。個々の業界や企業によってかなり違うので非常に乱暴な比較ですが、医師と比べれば、メーカー技術職は比較的ゆったりした勤務である一方、給与などはかなり控えめで昇給スピードも緩やかです。メーカー技術職は、ざっくり分けると、研究職・開発職・生産職の3種類に分かれます。研究職は企業の未来の基盤技術の研究を進めています。基本的には狭き門ですが、東大卒はその能力特性から、本人が望んでなくても研究職をやっていることが多いかもしれません。開発職は実際の製品開発を中心に行います。新製品の企画を行い、試作品を何度も作って性能のテストを行い、改善点を見出し再度試作品製作、テストを行い…というサイクルを続け、製品の仕様が固まり次第、生産職の社員と協力しながら量産化の準備を進めます。いかにもモノづくりらしい仕事で、どの業界でも人気は高めです。(一応、医薬品業界の開発職は臨床試験に関わる仕事で他業界とはやや毛色が異なることを補足しておきます。)生産職では工場での生産設備の設計や生産ラインの改善を中心に行います。開発部から上がってきた製品の量産化に向けて、効率よく製品を製造するための生産ラインを設計します。グローバル企業においては、製品の生産拠点は国外にも多数存在するため、海外出張が最も多い職種と言えます。どの職種にせよ、医師とはかなり毛色の違う仕事になりますね。

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