標識再補法ー頻出問題解説シリーズ(生態)

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個体群密度と標識再捕法

 個体群内の個体の総数を、個体群が生息する面積で割った値を①個体群密度と呼ぶ。実際の個体群内の個体数を知るには、②標識再補法と呼ばれる方法がよく用いられる。この方法では、個体群内の一部の個体のみを一旦捕まえ、標識を付けた後再び個体群内に戻す。十分に時間がたってから、再度一部の個体を捕まえる。この中で、標識のついた個体のみを数える。すると、個体群全体の個体数は

③全体の個体数=初めに捕獲して標識した個体数×(2度目に捕獲した個体数÷再捕獲された標識個体数)

で表現することが出来る。

 なお、移動しない個体については④区画法と呼ばれる方法で数えればよい。一定面積における個体の数を数えれば、個体群密度がすぐに計算できる。

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